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ITAMINKIA

イタミンキア イタリア語を面白おかしく学びたいをモットーに、おうまさんが運営しています。時々日本語教育の話も混ざりますが仕様です。

オススメのイタリア語参考書:初学者向け

イタリア語関連

私は基本的に独学でイタリア語を勉強しました。これは別にイタリア語を一人で習得したということではありません。独学でしたから、実際にイタリアに留学した際、最初は何にもわかりませんでした。なので結局は周りのイタリア人の言っていることを見よう見まねで真似て覚えていったわけですが、それでもやはりこの本は良かったな、この本は別にいらなかったなという本がありました。その中でも、印象に残ったものをいくつか紹介したいと思います。

 

  • イタリア語のABC 長神悟著

私が最も役に立ったと思っていて、今でも愛用しているのが、この「イタリア語のABC」です。文法事項が完結かつ分かりやすくまとめられていて、とても使いやすいです。だいたいの初心者むけの参考書は、物足りないか、情報過多で迷子になることが多いのですが、これは本当に必要な部分だけをしっかりコンパクトにまとめてあって、とても読みやすいです。ある程度イタリア語ができるようになった後でも、「あれ、あそこはどんなルールだったっけな」というときに立ち返って見てみると、すっきり解決することが多いです。

イタリア語のABC

イタリア語のABC

 
  • イタリア語基本単語集 秋山余思著

文法は「イタリア語のABC」でおさえ、単語は「イタリア語基本単語集」でおさえる、というのが私のやり方でした。どちらも出版社は白水社ですが、基本的にイタリア語は白水社を選んでおけば間違いありません。この単語帳のいいところは、超基本単語から比較的使用頻度の高い単語のほとんどが網羅されており、これを全て覚えきったときにはだいたいイタリア人の会話の70%くらいはわかるようになりました。この本のいいところは、全ての単語に対応する例文が載っているということと、それに加えて、前置詞など多くの用法があるものに対して、それぞれ対応する例文が載せられているということです。

この他にも単語関連の本をいくつか使ったことがありますが、初学者向けでこれ以上のものは今のところないと思います。

イタリア基本単語集 新装版 (語学の基本図書)

イタリア基本単語集 新装版 (語学の基本図書)

 
  •  イタリア語練習問題集 マリーサ・ディルッソ・西本晃二・長神悟著

上の二つと同時並行で進めたいのが、この「イタリア語練習問題集」です。これもとても良くできていて、自分のわからないところを丁寧に確認していくのにとても向いています。これが一通りできれば、イタリア語の文法はほとんど問題ないといっていいと思います。文法積み上げ式(文法を体系的に学ぶやり方)なので、会話に生かすことはあまり想定されていません。あくまでも文法書です。ですから、会話が好きな人は無理してやる必要はないかもしれません。特に後ろの方の章は会話ではほぼ全く使わない(または使わなくても問題ない)ような文法事項の問題になっています。

イタリア語練習問題集 (語学の基本図書)

イタリア語練習問題集 (語学の基本図書)

 

 

個人的には以上の三冊がスタートアップセットだと思っています。この他にも、イタリア語の参考書は山のようにありますが、イタリア語の「文法」を体系的に学ぶならこの三冊で間違いありません*1。他の参考書も良書がたくさんありますが、人を選ぶものもあるので、そのあたりの個人的な意見もいずれかけたらいいなあと思っております...がいつになることやら。

*1:じゃあ、会話はどうやったら学べますか、ということも疑問としてあると思うのですが、個人的には会話を独学で学べるような参考書はなかったように思います。というか会話をマスターするのに、座学では限界があると思います。