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イタリア語スピーチコンテストで勝つためには:テクニック編

ここではスピーチをするにあたって最低限守ったほうが良さそうなテクニックを書いていきたいと思います。何度も繰り返しますが、絶対そうしなければならないというものではありません。

  • イタリア語が「ある程度」できなければならない

これは「イタリア語」スピーチコンテストですから当然ですね。しかし「ある程度」と書いたのは、別にネイティブのようなイタリア語が求められているわけでは当然なく、またイタリア語の良し悪しが勝利を決定づけているものでもないからです。個人的な印象としては、イタリア語は最低限できていれば(もちろんうまいに越したことはないと思いますが)、あとはスピーチの内容勝負といったところではないでしょうか。事実、入賞者を眺めてみると、イタリア語がそこそこでも、内容が素晴らしいという人はたくさんいます。

 

  • 死者をテーマにするのは避けたほうがいい...かも

死者をテーマにするのは避けたほうがいいかもしれません。といっても例えば震災であったことを語る際に言及するとか、お祭り関連で例としてあげるとか、「グリーフケア」みたいなテーマで語る分には全然問題ないと思います。ここで言いたいのは、「自分の身近な人の死をテーマにするのは避けたほうがいい」ということです。テーマが重すぎるので聴衆が若干ひるむということもありますが、何よりも、身近な人の死をテーマにしてしまうと、このテーマにはある程度テンプレート的な了解が世間一般的に暗黙のうちにあって、どうしても陳腐になってしまう気がします。もちろん発表者にとっては陳腐であるわけがないのですが、だからこそ避けたほうがいいと思います。もったいないです。スピーチコンテストで「同情」という感情を誘ってしまうと、結構評価が下がる、というか、評価が出しにくくなるのではないかなと思います。

  • 聴衆を巻き込むスタイルは一長一短

聴衆を巻き込んで一体化するようなスピーチはどうでしょうか。これは一長一短です。まず、利点ですが、聴衆を(うまく)巻き込むと雰囲気が大変よくなります。きっとこの辺りは評価の一つになっているのではないでしょうか。スピーチコンテストといっても、話しかける対象は審査員だけではないわけですから。さらにいうと、イタリア語の場合は初学者が聴衆に多いというのもあって、もしその彼らがしっかり理解できて楽しめる内容であるなら、それはイタリア語がわかりやすいことを示しています。一つの指標になると思います。ただしこの点が一長一短の「短」にもなりえます。聴衆は初学者が多いので、その彼らが理解できるということは、「日本語」をメタ的なテーマにする場合か、よっぽどそこにいる聴衆の共通理解として定着しているテーマを扱っている場合を除いて、中身が浅くなりがちです。したがって、「そんなの誰でも知っているよ」となりかねません。ですから、個人的には、初めの3割は聴衆向けに話して、残りの7割は(ある程度)ディープな独自の意見を展開していくこと、を勧めます。