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イタリア語スピーチコンテストで勝つためには:大会編

タイトルの通りですが、イタリア語スピーチコンテストで勝つためにはどうすればいいのか、ということを備忘録として書いておきます。

「スピーチコンテストで勝つためには」というタイトルにしなかったのは、私自身がイタリア語のものにしか出場したことがないからです。そして先に言っておくと、勝ったこともありません笑 なのでお前に何がわかるのだと言われればそれまでなのですが、何度もチャレンジしてきた身として、そして次に生かすためにも、勝つためにはどうすればいいのかを書いていきたいと思います*1

ここでは「大会編」ということで、イタリア語スピーチコンテストの大会とその特徴について書いていきたいと思います。自分の参加する大会が何を求めているかを知ることがまずは大切です。

 

  • イタリア語スピーチコンテスト大会の種類

おそらく大きいものは日伊協会が開催しているものと京都外国語大学が開催しているもの、この二つだと思われます。そして、この二つは若干性質が異なります。まずは参加資格ですが、どちらも両親のどちらかまたは一方がイタリア人の場合はダメという点では一緒です。しかしイタリア滞在・在学に関する条件は若干違います。日伊協会の方は、「イタリア滞在が5年以内、在学が2年以内」となっているのに対して、京都外大のものは「学生かつイタリア滞在1年未満*2」が参加条件になっています。ですから基本的には「初学者向け」ということですね。

大会の内容も若干異なります。スピーチ時間が5分という点では同じですが、日伊協会の方は質疑応答があって、京都外大の方はありません。それらに加えて審査員も違うので、どんなスピーチが受けるかというのを一概に決めることはできません。

  • 日伊協会と京都外大、どちらがくみしやすいか。

どちらがやりやすいかというのはないと思います。これはもう本当憶測でしかないのですが、日伊協会の方が参加資格が緩く、門戸が開かれているのでツワモノぞろいな気がします。まず一次の書類審査でかなり落とされているのではないかと思われます。京都外大の方は一応学生対象ということもあって、応募者が日伊協会のものほど多くはなく、一次審査は比較的通りやすいのではないかと勘ぐっております。これがイタリア語のレベルの差につながっているか、というとそんなことはありません。スピーチ内容は日伊協会の方が、内容のバリエーションが豊かな気がします。ただ、京都外大の方は、あくまでも「学生弁論大会」なので、ある程度年齢層が限られてきて、内容に幅が出なくなるのは当然といえば当然です。

また、日伊協会のものは質疑応答があり、京都外大のものにはないので、前者の方が大変といえば大変かもしれません。ただ、質疑応答といっても、基本的には内容理解の質問とでもいうか、自分のスピーチ内容に対するシンプルな質問しかこないので、そこまで構える必要のあるものでもありません。おそらく、質疑応答によって、発表者の発表者自身のスピーチに対する理解をはかっているのだと思います。ちゃんと自分で推敲して書いたかどうかが見られているのかもしれません。もしかしたら審査員によってはここを重視しているかもしれませんが、私の受けた印象としては、基本的な受け答えができていればOKで、そこで評価が飛躍的に上がるわけではなさそうです。

というわけで、参加条件と、自分のイタリア語能力とを考えながら自分にあった方を選ぶしかなさそうです。イタリア語のレベル自体はどちらも高いと思います

 

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*1:基本憶測ですので責任はとれません

*2:この辺は若干わかりません。おそらく1年留学しただけなら大丈夫だと思います。ただこれらの参加資格がどこまで厳密に調べられているのかは不明です。かなり参加者の良心に任されているところが多いかも。